楽天カードに対して、どんなイメージを持っていますか?
「2019年度日本版顧客満足度調査において、11年連続クレジットカード業種で第1位」
実は、この輝かしい記録を打ち立てたのが楽天カードです!
しかし、楽天カードや楽天グループのサービスに対しては、辛口の意見や批判が多いのも事実。
楽天が嫌いな人が多いにも関わらず、「顧客満足度No.1」を取り続けているというのが楽天カードの奇妙なところです。
そこでこの記事では、「好き」と「嫌い」が分かれる楽天カードについて、「嫌われてしまう理由」についてまとめました。
結論を言ってしまうと、嫌いと言いながらも使う価値があるお得なカードです。
使わないのはもったいないので、デメリットと上手に付き合って活用していきましょう!
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目次
楽天カードに対する「良い評価」と「悪い評価」
楽天カードに対する「良い評価」
「顧客満足度No.1」を長年取り続けているだけあって、インターネットで調べた際にまず目につくのは、楽天カードを賞賛するものばかりです。
- ポイント還元率が良い
- ポイントがザクザク貯まる
- ポイントが使いやすい
- 入会するだけでポイントがたくさんもらえる
このように、よい口コミの多くはポイントに関するものです。
それ以外にも、
- 「楽天経済圏」の魅力を最大限引き出すことができる点
- 付帯サービスが充実している点
なども評価されているようです。
楽天カードに対する「悪い評価」
良い評価が多い一方、負けず劣らず悪い評価も多いのが楽天の特徴といっても過言ではありません。
- ポイント制度がわかりにくい
- ポイントの有効期限が短い
- 「楽天市場」が見にくく、使いにくい
- 「楽天市場」が安くない
- メールが多すぎ
- 胡散臭い
元々アンチ楽天だった私にとっては、「確かにそうだよなぁ」と頷けるものばかりです。
良い評価でポイント関連がたくさんあがっているにも関わらず、ポイントに関する悪い評価も負けずと多いというのが気になるところですね。
楽天カードのデメリット
まずは気になるデメリットからまとめます。
楽天カードに対する悪い評価・口コミをまとめてみると、
- 楽天市場の使いにくさ
- ポイント制度のわかりにくさ
に対するものが多い印象です。
私が「アンチ楽天」だった頃から気になっていたことから、使ってみて改善してほしい!と思うことを中心にあげていきます。
ポイント制度がわかりにくい
確かに、楽天のポイント制度はとてもわかりにくいです。
楽天のポイント制度は、
- キャンペーンごとに付与されるポイントの種類が違う(通常ポイント、期間限定ポイント)
- キャンペーンごとに付与されるポイントの上限が違う
- エントリーしないともらいないものが多い
- 購入後にもポイント倍率が変わることがある(ポイントアップのみ)
- 付与されてから反映するのに時間がかかる
など、とにかく複雑!
使いこなせずに諦めてしまうという方も多いのではないでしょうか。
その上、ポイント集計・付与が
- お買い物ごと
- キャンペーンごと
- 月ごと
のものが混在するのも、わかりにくいと感じる要因の1つ。
お得で嬉しい反面、複雑でわかりにくいと感じるのも無理はありませんね。
期間限定ポイントの期限が短い
楽天カードを利用して付与される楽天スーパーポイントには、期間限定ポイントが多く含まれます。
楽天スーパーポイントは、お買い物をした翌月15日頃に付与され、利用期限は翌々月の月末までとなります。
つまり、付与されてから約1ヶ月半で利用しなければいけません。
「すぐに使わなければいけない」というのは少し厄介。
たくさんポイントが貰えそうな時には、どう使うかもシミュレーションしておく必要があります。
キャッシング・リボ払いの勧誘が多すぎる
楽天カードはメルマガやバナーでのキャッシングやリボ払いの勧誘がものすごく多いです。
クレジットカードを利用する度に、「自動リボ払い」や「あとからリボ払い」へのお誘いメールが届きます。
多い時だと1日数回…!
リボ払いとは要は「借金」です。
いくらたくさんポイントが貰えたとしても利用するべきではありません。
もちろん、私は絶対に利用しない主義!
カード申し込みの時点でも、キャッシングやリボへの同時申し込みで大量ポイントプレゼントのおいしいお誘いがあります。
クレジットカードを使い慣れていない方は、申し込まないでおくのが懸命です。
カード会社側とすれば、キャッシングやリボの金利で利益を出しているので勧誘したい気持ちはわかります。
しかし、あまりにも頻度が多いところは楽天カードが胡散臭いと感じる大きな要因といえます。
楽天からのメールが多すぎる
楽天サービスに登録すると、大量のメルマガが届くのもデメリット。
上記でも触れた「リボ払い」の勧誘や、ポイントが貰えるくじ、セールの案内がとにかくたくさん来ます。
楽天経済圏のサービスを使えば使うほど、届くメールがどんどん増えていきます。
商品を購入したり、キャンペーンに応募すると勝手にメルマガ購読がONになったりするのはストレスに感じる人が多そう。
メールの配信は設定でストップすることができますが、完全にいたちごっこです。
全部止めるとカードの利用確認や、利用したいキャンペーンメールも届かなくなるので要注意。
煩わしいと感じる方は、登録するアドレスを予め捨てアドにしておく方が無難です。
楽天市場が好きじゃない
楽天カードをお得に利用するには、楽天市場を利用しない手はありません。
しかし、楽天市場が好きじゃないという人が多いのも事実です。
「楽天市場が嫌い→同じ楽天の楽天カードも好きじゃない」という構図。
そこで、楽天市場が嫌われる原因も挙げてみました。
検索や商品説明の画面が見にくい
楽天市場で商品を検索すると、同じ商品でも価格や条件が異なるものがズラリと並びます。
検索したものと全く関係がなく「なぜこれがヒットしたの?」というものまで。
バナーや広告部分が長すぎて商品の詳細説明が埋もれていたり、同じ内容が何度もリピートされていたり…
知りたい情報にたどり着きにくいと感じる人は多いはず。
「送料無料」じゃない!
「送料無料」と書いてあるのに、じっくり商品内容を見てみると、「送料込み」の価格だった…
そんなことが割とよくあります。
個人的には「送料無料」と「送料込み」は全くの別物だと思うのですが…どう思いますか?
楽天市場は「安い」わけではない
なんとなく「楽天市場は安い」というイメージがあると思いますが、楽天市場は値段だけ見るとそこまで安くないものが大半です。
楽天市場でお買い物をする場合、「商品価格+送料ーポイント」で比較する必要があります。
セール中など、商品自体を安く購入できる機会ももちろんありますが、「いつも安く売っている」というわけではないです。
商品の発送が遅い、いつ届くかわからない
楽天市場では、商品の配送が遅いことが多いです。
特にセール期間中に購入すると、在庫が少ないものなどはセール期間が終了してからの発送となります。
いつまでも「発送準備中」のままなかなか発送されず、せっかく購入したのに荷物が届くまでにストックが切れてしまった!ということもあります。
「頼んだ商品がすぐ届く」という観点では、Amazonの方が圧倒的に優位です。
楽天カードのメリット
楽天カードのメリットは、以下の3点です。
- 年会費無料
- ポイントが溜まりやすい
- ポイントが使いやすい
- ポイントカードとしても優秀
年会費無料
楽天カードは「年会費無料」のクレジットカードです。
年会費無料とはいえ、
- 家族カード
- ETCカード
- カード盗難保険
- 海外旅行損害保険
など付帯サービスが充実しているのも魅力です。
とにかく、ポイントが貯まりやすい
基本のポイント還元率が1.0%!
基本となるポイント還元率は1.0%で、100円の利用ごとに楽天スーパーポイントが1ポイント付与されます。
年会費無料でいつでもポイント還元率1.0%というのは、間違いなく最強クラス!
無条件でポイント還元率1.0%というのは、高還元率クレジットカードといって間違いありません。
普段の生活でメインカードとしても使える優秀なクレジットカードです。
楽天市場で利用すれば、いつでもポイント+2倍(=3%)
楽天カードを楽天市場で利用すると、100円の利用ごとに楽天スーパーポイントが3ポイント付与されます。
つまり、ポイント還元率3.0%!
楽天市場でお買い物をする機会が多い場合には、必携のクレジットカードです。
SPUを利用すれば、最大ポイント16倍
「楽天市場で利用すれば、いつでもポイント+2倍」のような制度を、SPU(スーパーポイントアップ)といいます。
このような「ポイント+◯倍」というのが、楽天グループの様々なサービスを利用すればするほど加算されていきます。
最大で16倍のポイントが付与!
このポイント還元率は、1万円分のお買い物をすると1,600ポイントも付与されるということです。
キャンペーンでさらにSPU!
最大ポイント16倍の通常SPUに加え、
- お買い物マラソンやスーパーセール:最大ポイント28倍
- 5と0のつく日:ポイント5倍
- 楽天イーグルス、ヴィッセル神戸、FCバルセロナが勝利した翌日:最大ポイント3倍
など、キャンペーン開催時には条件に応じてポイント還元率がさらに加算されます。
お買い物マラソンやスーパーセールなら、なんと最大44倍!
1万円分のお買い物で4,400ポイントも付与されます。
「楽天カードはポイントがザクザク貯まる」というのが本当だというのがわかりますね。
ポイントが使いやすい
期間限定ポイントは利用期限が短いという「悪い評価」はあったものの、ポイントの使いやすさ、使い道の多さは評価されています。
実際、楽天ポイントカード利用できる店舗・サービスはとても多く、
など、使い道は様々です。
色々なことに利用できますので、たくさんポイントが貯まっていても、使い道がなくて困るということはありません。
ポイントカードとしても優秀
ポイントがたくさん貯められるのは、なにも楽天市場だけではありません。
普段お買い物やお食事で利用する店舗でも、楽天カードでポイントを獲得するチャンスはあります。
ポイント還元率はお店により異なりますが、0.5〜1%のお店が多いです。
楽天カードは、ポイントカード一体型クレジットカードなので、1枚2役でポイントを貯めることができます。
- ミスタードーナツ
- マクドナルド
- ドラッグストア
- ガソリンスタンド
など
クレジットカードの裏面がポイントカードにもなっており、カードで会計をせずにポイントカードとしてのみ利用することも可能です。
楽天カードが嫌われる理由
私が考えるに、楽天カードが嫌われる理由は
- ポイント制度がわかりにくく、きちんと理解して使わないと損をした気分になる
- 楽天市場が嫌いな人が一定数いる中、楽天市場で使うカードのイメージが強い
- メルマガが多すぎて煩わしい
という3点。
楽天カードの年会費無料でポイント還元率1.0%というのは、本来かなり魅力的な条件です。
しかし、楽天市場での超!高還元率と比較すると、楽天市場以外ではそれほどお得ではないという誤解を生みがち。
特に、
- 価格が安くない
- 「送料無料」と書きながら、送料込みのことが多い
という楽天市場のデメリットを「高額ポイント還元」でお得に見せかけている雰囲気は嫌いな人も多いはず。
それに加えて、大量のキャッシングやリボ払いのメルマガが届くとなれば、うんざりする人がいてもおかしくはありません。
この辺りは、もっとユーザーファーストの楽天側の対応を願いたいところです。
「アンチ楽天」だった私が、楽天カードを愛用する理由
「楽天カード」は楽天市場の利用ありき?⇒カードそのものが超お得!
楽天に対する批判をよくよく見てみると、楽天カードへの不満よりは、「楽天市場」に対するものが多いことに気付きます。
確かに、楽天市場の最大ポイント◯倍!といったキャンペーンはかなり魅力的ですよね。
しかし、たとえ楽天市場でお買い物をしなくても年会費無料でポイント還元率がいつでも1.0%のクレジットカードは1人1枚持っておきたいほど超優秀!
「アンチ楽天」などと言わず、楽天カードだけでも保有しておくべきです。
私の場合、楽天市場でお買い物をする機会は少ないですが、楽天カードだけはメインカードとして活用させてもらっています!
楽天カードをお得に使うのは面倒?⇒「最大限」でなければ容易
楽天カードを「最大限」お得に使おうとすると、とにかく面倒で嫌になります。
- 楽天市場でお買い物をする
- ポイント制度をマスター
- お得なキャンペーンをチェック&欠かさずエントリー
- 楽天サービスをたくさん利用
楽天カードを「最大限」お得に利用しようとすると楽天市場の活用が必須ですが、
- 表示価格が安いわけではない
- 付与ポイントを引いた額で比較する必要がある
- 送料の仕組みがわかりにくい
- キャンペーン内容が複雑
と、使い慣れない人にとっては考えることも調べることも多く、とにかく「面倒」なのがデメリットです。
しかし、
- 街でお買い物などの支払いに利用する
- 固定費などをクレジットカードからの引き落としに設定する
といった場合には、何も考えずにいつでもポイント還元率1.0%となります。
今まで現金やポイント還元率の低いカードを利用している場合、支払いを楽天カードに変えるだけでも十分お得だということ。
特にスマホ代や光熱費を銀行引き落としにしているという方は、楽天カードへの切り替えを真剣に考えるべきです。
他の楽天サービスとの組み合わせで、さらにお得に!
楽天カードで効率よくポイントを貯めたり、使ったりするのに楽天のサービスはどうしても欠かせません。
中でも積極的に利用したいのが、
といった、ライフラインに関わるサービスです。
楽天カードとこれらのサービスを併用すると、サービス自体が魅力的なのに加え
- 利用額に応じてポイントが貯まる
- SPUのポイント倍率が上がる
- 支払いにポイントが使える
といったメリットも。
楽天カードを単独で利用するよりも、ずっとお得になりますよ。
デメリットを乗り越えれば、絶対的なお得が待っている!
デメリットが多く、持つ価値がないカードなのかな?と思う方も多いかもしれませんが、実際はそうではありません。
確かに使いにくい部分もありますが、慣れれば気にならなくなるものばかり。
圧倒的なお得の前には、もう許すしかない!といった感じでしょうか。
楽天スーパーポイントのうち、通常ポイントは楽天証券の「楽天ポイント投資」で投資信託の積立に利用することができます。
購入した投資信託を売却すれば、ザクザク貯まるポイントをどんどん現金化することもできるため、まさに錬金術のようなカードです。
まとめ
楽天カードは使いにくい部分もありますが、それを乗り越えれば間違いなく「最強クラス」にお得なクレジットカードです。
楽天カードには、
- ポイント制度が複雑
- エントリーがわかりにくい
- キャンペーンが多すぎる
など困った点もありますが、使い慣れれば「顧客満足度No.1」も納得のお得さ。
どのクレジットカードを使えばいいの?と悩んだら、楽天市場を利用しない場合でも楽天カードを選んでおけば間違いなしですよ!
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