ストライダーとへんしんバイクSどっちがいい?2台持ちで徹底比較

ストライダーとへんしんバイクS、買うならどっち?2台持ちで徹底比較

子どもが2〜3歳くらいになると、自転車デビューを意識してキックバイクや補助輪付き自転車などの購入を考え始めますよね。

我が家では悩みに悩んだ結果、

  • へんしんバイクS
  • ストライダー
  • 補助輪付き自転車

の3つを購入。

三輪車も入れれば乗り物系のおもちゃが4つ!という、なんとももったいないことをしてしまいました。

子どもがスムーズに「補助輪なしの自転車に乗れる」ようになるため、どれを購入してあげるべきかは悩みの種。

でも個々のレビューはあるものの、なかなか乗り比べて比較している情報は少ないですよね。

そこでこの記事では、へんしんバイクS、ストライダー、補助輪付き自転車の3つを購入した我が家だからこそわかった、それぞれの商品の特徴と乗りやすさなどを徹底比較。

超怖がりの息子が、4歳9ヶ月で補助輪なしの自転車に乗れるまでの体験談をまとめました。

どれを買えばいいの?と悩んでいる方、私と同じ失敗をしないためにも参考にしていただけたら嬉しいです!

目次

子どもが補助輪なしで自転車に乗れるようになるのはいつ?

子どもが補助輪なしで自転車に乗れるようになるには、性格や環境によって個人差がありますが4〜6歳くらいが一般的のようです。

最近ではストライダーやDバイクなどキックバイク系の乗り物を乗る子が増えていることから、補助輪なしの自転車に乗れるようになる平均年齢は年々下がってきているとのこと。

早い子では、3歳台で早々に補助輪が外れてしまう子もいるんだとか!

息子は幼い頃から「超」がつくほどのインドア派。

体を動かすこと、外で遊ぶことの楽しさを知ってもらいたい!という思いから、自転車に対する期待は大きかったかもしれません!

私が自転車に乗れないこともあって、子どもには乗れるようになってほしい!という気持ちが強かったかも…

2歳の誕生日プレゼント「へんしんバイクS」をレビュー

我が家でまず最初に購入したのは、2歳から乗れるという「へんしんバイクS」です。

購入当時の息子の身長は約90cm

かかとはしっかりつくものの膝が曲がらず、またがってい倒れないように支えるのがやっとな状態です。

公式サイトに「軽量」と書かれているものの、本体の重さはペダルなしでも5.0kg

自分の力では支え続けることが難しく、すぐに倒れてしまった息子。

「もう乗りたくない!」と泣いてしまいました。

「へんしんバイクS」とは?

へんしんバイクS」は、キックバイクと補助輪なし自転車の1台2役で使える子ども用自転車。

現在10インチから16インチまで、2インチ刻みで4サイズが展開されています。

へんしんバイクSとは?
  • 価格:15,700円(税抜)
  • 対象年齢:2歳〜5歳
  • 色:青、赤、ピンクの3色
  • ブレーキ:あり
  • ペダル:あり

私がはじめての1台を「へんしんバイクS」にした理由

私がへんしんバイクSを選んだ一番の理由は、これ1台ですむのならコスパが良いと思ったから。

息子は2歳になったばかりだったので、1番小さい「へんしんバイクS」を購入したという感じです。

へんしんバイクSを選んだ理由
  • キックバイクと自転車が1台2役でコスパがいい
  • タイヤがエアタイヤなので衝撃に強い
  • ブレーキがついているので、スピードが出ても安心

へんしんバイクSは、他社のキックバイクと比較して自転車の性能に近いのも購入を決める後押しとなりました。

へんしんバイクSの乗り始めの目安は、2歳半〜3歳くらい

ちょっと考えればわかることでしたが、「2歳」と言っても2歳0ヶ月から2歳11ヶ月まで1年間ありますよね。

2歳のお誕生日プレゼントにして思ったことは、「さすがに重すぎる」ということ。

息子は体格が大きめでしたが、それでもやはり重そうだったので、小柄な子ならなおさら。

へんしんバイクSは、3歳児が支えるには少し重い

↑ こんなふうにすぐに倒れてしまい
倒すと起こすのも結構大変…

もうすぐ3歳になる下の子も未だに重たくて苦戦している現状を考えると、2歳の誕生日プレゼントで渡して「すぐ乗れる」というのは難しいかも。

またがって自分で支えつつよちよち歩けるようになるにも、2歳半〜3歳くらいまでかかると思っておくのをおすすめします。

3歳を過ぎてから購入するなら、より長く乗れる「へんしんバイク」の方が良いかもしれません。

へんしんバイクがおすすめなのはこんな親子
  • 3歳のお誕生日以降に購入する
  • 1台で補助輪を外す練習までしたい
  • 安定感を重視したい
  • ブレーキがついたバランスバイクに乗らせたい

\公式サイトまたは店頭での取り扱いのみ/

へんしんバイクの公式サイトを見る >>

1歳半の女の子用に購入した「ストライダー」をレビュー

1.5歳から乗れるキックバイク「ストライダー」
出典:ストライダー公式サイト

3歳になると、怖がっていた息子もかなり少しずつではあるものの、へんしんバイクSに乗れるようになりました。

やはり乗り物系のおもちゃは男の子の心を刺激するんですね。

その姿を見た1歳半の娘が、「自分も乗りたい!」と毎回ぐずるように…

私がちょっと欲しかったこともあり、娘用に「ストライダー」を購入しました。

「ストライダー」とは?

ストライダー」は、200万人以上の子どもたちに愛されるランニングバイク。

クラシックモデルとスポーツモデルのほか、アルミフレームの軽量モデルなどがあります。

ストライダーとは
  • 価格:10,900円(税抜)〜
  • 対象年齢:1.5歳〜5歳
  • 色:グリーン、レッド、ブルー、オレンジ、ピンク、イエロー、ブラックの7色
  • ブレーキ:なし
  • ペダル:なし

下の子用に「ストライダー」を選んだ理由

娘用をストライダーにした1番の理由は同じものはいらなかったのはもちろんですが、乗り始めるまでのハードルが低いものが良かったから。

へんしんバイクSの時に、乗れるようになるまでに時間がかかってしまった点を反省したような感じです。

ストライダーを選んだ理由
  • 1歳半からでも乗れる
  • 軽量で乗りやすい
  • カスタマイズが豊富
  • ストライダーカップなどのイベントに参加できる

当時、下の子はまだ1歳半で小柄。

へんしんバイクSではサドルを最大限下げても足が全くつきませんでしたが、ストライダーはまたがってよちよち歩くことができました。

ストライダーなら2歳からでも楽々乗れる

↑ 小柄な2歳の娘でも
ストライダーならまたがって進めています

へんしんバイクSには積極的に乗りたがらなかった息子も、ストライダーが気に入った様子。

乗り始めの乗りやすさは抜群のようでした。

もうすぐ4歳になる頃、ストライダーカップにも出場

↑ もうすぐ4歳になる息子は
ストライダーカップでも1回戦突破

怖がりの息子には、始めから乗りやすいストライダーの方がむいていたかな、という印象でした。

へんしんバイクSとストライダーの違い

へんしんバイクSとストライダーの最も大きな違いは「重さ」でした。

へんしんバイクSはペダルなしでも5.0kgだったのに対し、ストライダーは3.0kgととても軽量。

幼い子どもでもスイスイ楽に押して移動することができるほどです。

ただスピードがついてしまうと、ストライダーは軽さから不安定になりやすいのがデメリット。

スピードに慣れてしまえばへんしんバイクSの方が安定性が良く、前のめりで転ぶことが増えてしまったストライダーは怖がって乗らなくなりました。

ストライダーはブレーキがないから、スピードを出せるようになると見てる方は結構ハラハラしてしまいます。

その分、幼い頃からスピードを楽しむ度胸がつきやすいです。

スピードを出すにはへんしんバイクの方が安定感がある

↑ スピードが出せるようになると
またへんしんバイクが優勢に

へんしんバイクSでは乗り方もかなり様になってきて、しっかりと地面を蹴って勢いよく進めるようになりました。

ストライダーがおすすめなのはこんな親子
  • 2歳半頃までに乗って遊ばせたい
  • スピード感を楽しんで乗れる
  • 4〜5歳くらいで自転車の購入を考えている
  • カスタマイズを楽しみたい
  • ストライダーカップに出場させたい

\自由にカスタマイズができるランニングバイク/

ストライダーの公式サイトを見る >>

ストライダーは雪でも乗れる!

ストライダーには純正オプションパーツとして「スキーアタッチメント」が販売されています。

ストライダーにスキーアタッチメントを装着すれば冬でも乗れる

↑ 吹雪の中ストライダーに乗る2歳娘

雪が降ってしまうと自転車に乗る機会がなく、少し乗れるようになっていてもすぐに体が忘れてしまいがち。

スキーアタッチメントを使うことで冬でもストライダーに乗れるのはメリットです。

スキーアタッチメントをつけると安定感が増し、2歳の娘も楽々乗ることができていました。

雪山で滑ると転んでも痛くないので、スピードに対する恐怖心をなくすのにも効果的だっようです。

4歳児が補助輪があっても自転車にうまく乗れなかった原因

自転車はあまり買うつもりがなかったのですが、たまたま格安で売っているのを見つけて思わず購入してしまいました。

ストライダーはスイスイ乗れるようになっていたので試しに補助輪を外してみましたが、補助輪なしでは全く乗ることができませんでした。

キックバイク系に慣れると、補助輪付き自転車は乗りにくい

キックバイク系に乗り慣れると、ペダルをこぎながらバランスを取るというのが難しく感じるよう。

左右に傾くと補助輪が地面に当たってしまい、逆にバランスがとりにくいみたいに見えました。

ペダルから足が離れてしまったり、うまく力を加えられずにお尻が浮いてしまったり…

補助輪付き自転車のペダルのこぎ方に苦戦する息子

↑ 座ったまま下向きに力を入れて
ペダルをこぐのが難しい…

それでも補助輪があるおかげで倒れることはあまりないので、のんびりゆったり楽しんでいる様子でした。

4歳9ヶ月、ついに補助輪なしで自転車に乗れた!

4歳9ヶ月、その時はある日突然にやってきました。

「自転車の練習をする!」と、めずらしく自分から言い出した息子。

自転車ではなく、乗り慣れたへんしんバイクSにペダルを取り付けて乗り始めました。

へんしんバイクSには荷台がないので、練習をするときに支えにくいのが難点です。

でも、やっとやる気になった息子のやる気をそぐわけにはいかないので、両脇をガッチリホールドして数分練習。

中腰で支えたまま走り続けるのは、結構腰にきます…

ちょっと疲れたから休憩ー

そう思って手を離した瞬間、そのままスイーーっと…

の、のれたーーーーっ!!
4歳9ヶ月で補助輪なしで自転車に乗れた

↑ 補助輪なしで乗れた瞬間!やったーー!

めちゃくちゃあっさりとペダル付きのへんしんバイクSをマスター。

5分もかからなかったんじゃないかな…

キックバイクに乗っていると、補助輪なし自転車にすぐ乗れる!というのは見事実証となりました!

バランスを取るというのはストライダーで十分に身についていたこともあり、こぎ方のコツさえわかればあっという間。

そのまま近所をグルグルと自由に乗り回せるまでになりました。

ストライダーから自転車への最大のハードルは「重さ」の違い

このことはへんしんバイクSの公式ページにも記載されているのですが、息子にとってストライダーから補助輪なしの自転車へ移行する最大のハードルは重さの違いでした。

3kgしかないストライダーに乗りなれていた息子には、10kg以上ある補助輪付きの自転車は重すぎた様子。

補助輪を外すと本体が重くてうまく支えられず、バランスがとりにくかったみたい。

一方、へんしんバイクSはペダルをつけても6.8kg。

自転車ほど重くなく、それでいて重量感と安定感があるので、キックバイクから補助輪なし自転車に移行しやすかったようです。

3.0kgのストライダー

6.8kgのへんしんバイクS(ペダル付き)

約10kg
の補助輪なし自転車

このように段階を踏むことができたので、慎重派の息子にとってはちょうど良かったみたい。

…コスパが悪すぎるので、全部買うのはおすすめしませんけどね…笑

へんしんバイクSから補助輪なし自転車は一瞬!

ペダル付きへんしんバイクSから補助輪なし自転車への移行はあっけないもの。

へんしんバイクに乗れるようにさえなってしまえば、なんの問題もなくやってみたらすぐに乗ることができました。

へんしんバイクSは、もうすぐ5歳になる息子にはすでに小さめ。

タイヤも小さいのでたくさんペダルをこがないとスピードが出ず、むしろバランスがとりにくかったはず。

自転車なら少しこいだだけでもグイッと進むので、もう自由自在に乗りこなしています。

【比較】ストライダーとへんしんバイク、どっちがいい?

へんしんバイクとストライダーどっちがいい?2台持ちした体験談

ストライダー」と「へんしんバイクS」、購入するならどちらが良いのでしょうか?

我が家の体験談をもとに、

  • へんしんバイクSがおすすめ
  • ストライダーがおすすめ

それぞれの違いとシチュエーションをまとめてみました。

 へんしんバイクSストライダー
価格15,700円10,900円
対象年齢2歳〜5歳1.5歳〜5歳
重さ5.0kg(ペダル付き6.8kg)2.9kg
ペダルありなし
ブレーキありなし
ストライダーの方がおすすめ
  • 2歳半頃までに乗って遊ばせたい
  • スピード感を楽しんで乗れる
  • 4〜5歳くらいで自転車の購入を考えている
  • カスタマイズを楽しみたい
  • ストライダーカップに出場させたい
へんしんバイクの方がおすすめ
  • 3歳のお誕生日以降に購入する
  • 1台で補助輪を外す練習までしたい
  • 安定感を重視したい
  • ブレーキがついたバランスバイクに乗らせたい

一言でまとめると、

  • 早くから乗らせたいならストライダー
  • 長く使ってほしいならへんしんバイクS

といったところですね。

どちらも一長一短があるので、購入するタイミングや子どもの性格によっても合う方が変わる可能性があります。

近所のお友達を見てみると、ストライダーは自転車に乗れるようになるとほとんど乗らなくなりますが、へんしんバイクは小学校に入っても乗っている子が多め。

小型自転車のへんしんバイクは小回り抜群なので、自転車とは違った面白さがあるようです。

【結論】1台だけ買うなら、へんしんバイクがおすすめ

息子は補助輪なしの自転車に乗れるようになってから、一段階心も体も成長した様子。

お友達にも「自転車に乗れるようになったんだよ!」と、とても嬉しそうに報告していました。

次はもうすぐ3歳になる娘にも、少しずつ自転車の楽しさを覚えてもらえたらと思っています。

もしこれから我が家で購入するとしたら…と考えてみたのですが、当時と同じく「へんしんバイク」を選ぶだろうというのが私の結論です。

「へんしんバイク」シリーズの現在のラインナップ

 対象年齢サイズ
へんしんバイクS2〜5歳10インチ
へんしんバイク3〜6歳12インチ
へんしんバイク22〜5歳12インチ
へんしんバイクX144〜7歳14インチ
へんしんバイクX165〜7.5歳16インチ

私が購入した当時はへんしんバイクとへんしんバイクSの2択でしたが、今ではこんなにラインナップが増えています。

へんしんバイク2は、へんしんバイクSよりも軽量の4.5kg。

少しでも早くから、長く乗せたいなら、へんしんバイク2の方が良さそうです。

今私が購入するなら、迷わずへんしんバイク2を選びます。

\公式サイトまたは店頭での取り扱いのみ/

へんしんバイクの公式サイトを見る >>

「ストライダー」シリーズの現在のラインナップ

 対象年齢サイズ
ストライダー1.5〜5歳12インチ
ストライダー14X3.5〜7歳14インチ

ストライダー14Xは、ペダルも装着できるのが特徴。(ブレーキもついています)

ストライダーを購入するタイミングを逃してしまい、今からでは遅いのでは?と考えている方にはぴったりですね。

\自由にカスタマイズができるランニングバイク/

ストライダーの公式サイトを見る >>

最後に、自転車やバランスバイクの練習はスピードも出るため危険が伴います。

練習の際には、ヘルメットや肘当て・膝当てをきちんと着用させ、怪我がないように楽しんでくださいね。

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