子どもの預け先をどこにするかは重要な問題ですよね。
ワーママが幼稚園に子どもを預けて働くのは大変なのかな?
ワーママであればまず最初に保育園を思い浮かべがちですが、
- 保育園よりも幼稚園の方が、教育内容が充実してそう
- 保活激戦区で保育園に入れないから、幼稚園に入れて働こうかな?
と思っているママも多いのではないでしょうか。
結論から言うと、フルタイムで働くワーママでも幼稚園に預けることは可能です。
しかも予想していた通り大変なことがありましたが、大きなメリットもありました。
そこでこの記事では、ワーママが幼稚園に子どもを預けるメリット・デメリットについてまとめました。
子どもの預け先を選ぶときの参考になれば嬉しいです!
ワーママが幼稚園を利用するのは結構大変
ワーママが幼稚園を利用するのは結構大変。
私が実際に大変だな、大変そうだなと感じたのは以下の通りです。
- 親が参加する行事が多い
- クラス会やイベントの開催は、基本平日の昼間
- 長期休暇がある
- ママ同士のつながりが強い
- お弁当の日が多い
- 幼児教育費が割高になりがち
1.親が参加する行事が多い
幼稚園では、運動会や発表会、バザーなどの他、茶話会やお誕生日会、クラス懇談会など、保育園に比べて親が参加する行事が多く、参加内容も濃くなるのが大変です。
- バザー
- 発表会(衣装作り)
- 運動会(トイレ係、お弁当作り)
発表会やバザーは手作り品を用意しなければいけないこともあり、裁縫や工作が苦手なママにとってはストレスに。
去年の発表会、衣装に300個以上のスパンコールを縫い付けたのはかなりしんどかったです…
他のママさんたちの完成度の高さにも驚きました。
2.クラス会やイベントの開催は、基本平日の日中
イベントの頻度が多いだけでなく、それらの行事の開催が基本平日の日中となることもワーママには辛いポイント。
午前中〜昼ごろまでに行われることが多く、私の場合は仕事が忙しい時間とかぶってしまいます。
学年・クラスごとに日にちが違うこともあり、兄妹両方のイベントには参加できないことも多いです。
3.長期休暇がある
ワーママが幼稚園を利用する場合、長期休暇中に預かり保育を実施していることが必須条件となります。
長期休暇の他に、
- 先生方の研修会で休園
- インフルエンザなど、感染症での学級閉鎖や学年閉鎖
- 開園記念日
など幼稚園ならではのお休みもあるので、入園前にチェックしておきましょう。
長期休暇中はお友達がみんなお休みになるので、「自分も休みたい!」と朝グズられるのは正直かなり辛いです…
4.ママ同士のつながりが強い
保育園を利用しているとなかなか親同士が仲良くなる機会が少なめですが、幼稚園ママたちは横のつながりが強いです。
- 定時刻での一斉降園
- 課外保育の見学が多い
- 茶話会の開催
ママが仲良しだと園内外で遊ぶ機会が増えるため、子どもたちも自然にグループ化していきがち。
子どもに園生活を楽しく送ってもらうためにも、面倒でも孤立しない程度に交流をしておいた方がいいかも。
5.お弁当の日が多い
子どもはお弁当の方が喜ぶかもしれませんが、ワーママにとってはかなりの負担。
毎朝バタバタの我が家では、月1〜2回のお弁当の日ですらかなり辛く感じてしまいます。
特に、長期休暇中は給食の提供がない園も多いです。
6.幼児教育費が割高になりがち
幼稚園の場合、保育園に比べて
- 絵本・教材費
- 園外保育の参加料
- 預かり保育料
- 長期休暇中の保育料
などが高くなる傾向があります。
特に幼稚園で預かり保育を利用する場合、無償化上限を超える可能性もあるので必ず金額の確認が必要です。
我が家が利用する幼稚園の場合
我が家の園では、1号認定で長期休暇中に11時間保育を利用した場合、通常の保育料とは別に1日800円+給食費200円(お弁当持参なら不要)がかかります。
金額は園によって違うので、直接園に確認するのがおすすめです。
ワーママが幼稚園を利用するメリット
ワーママが幼稚園に子どもを預けるとなると大変なことがたくさんありますが、もちろんメリットもあります。
- 入園がしやすい
- 課内・課外の教育が充実
- 退職しても退園にならない
1.入園がしやすい
保活の激戦区でなかなか保育園に入れない地域でも、幼稚園(1号認定)への入園は比較的簡単です。
- 就労時間が短い
- パート勤務
- 勤務先が決まっていない
- 自営業やフリーランス
- 0歳、1歳で保育園に入園できなかった場合
うちの園では、1号認定での入園は早い者勝ち。
願書は定員分のみ配布しており、願書をもらうことができればほぼ間違いなく入園することができます。
願書配布日に早起きして並べば、入園できるところが結構あります。
うちの子たちが通っている園でも、当日の朝受け取りに行けば、ほぼ確実に入園することができます。
2.課内・課外の教育が充実
最近は保育園でも課外レッスンに力を入れる園が増えていますが、もともと教育機関である幼稚園の方が一歩先を行く印象。
園によっては、
- 英語
- ピアノ
- 体操
- バレエ
- リトミック
- 水泳
など、幼児に人気の習い事を課内・課外レッスンで受けることができます。
仕事をしているとなかなか習い事まで手が回らないため、預かり時間にレッスンが受けられるのは大きなメリット。
週末の貴重な時間が習い事で終わらずに済むので、とてもありがたいなぁと思っています。
3.退職しても退園にならない
仕事に復帰したものの、
- 仕事と育児を両立するのが辛い
- 仕事もう辞めたい…
そう思うこともきっとありますよね。
せっかく入園した保育園を退園になるかもしれないと思うと、退職をなかなか踏み切れずに躊躇してしまいます。
幼稚園なら仕事の有無に関わらずそのまま園に残れるので、仕事を続けていけるか不安なママは最初から幼稚園も選択肢に入れておくのがおすすめです。
2号認定で入園している場合、1号認定へ変更となります。
それに伴い、保育料や預かり時間なども変わる可能性があります。
ワーママが幼稚園を選ぶときに確認しておくこと
働きながら幼稚園に子どもを預ける場合、園によってそれぞれ条件が大きく異なるため、希望する条件を満たしているかを調べておく必要があります。
- 勤務時間と預かり時間に無理がないか
- 預かり保育の料金が高すぎないか
- 自分以外にもフルタイムのワーママがいるか
1.勤務時間と預かり時間に無理がないか
幼稚園と保育園の預かり時間は、
- 保育園:7:00-19:00
- 幼稚園:8:00-18:00
のように、幼稚園の方が短いことが多いです。
移動時間や勤務時間によっては利用することができない園もあるため注意しましょう。
毎日猛ダッシュしないと間に合わないようなところに決めると、続けていくのが辛くなるのでおすすめしません。
子どもがぐずってしまったり、天気が悪い日などでも遅れることがないように、少し時間に余裕を持って利用できる園を探しましょう。
園バスの利用を希望する場合、年度途中でコースが変更になる場合もあります。
2.預かり保育の料金が高すぎないか
いくら希望の時間帯で利用できたとしても、あまりに高額になってしまうのは困りますよね。
月謝だけでなく、
- 長期休暇中の預かり保育料
- 課外保育のレッスン料
- 園バス利用料
- 給食費
などを合わせた1年分の合計で比較するのがおすすめです。
3.自分以外にもフルタイムのワーママがいるか
最近は共働き家庭が増えており、子どもが幼稚園に行っている間に仕事をしているママも多くなっています。
そのため、預かり保育を利用する家庭は増えていますが、フルタイムで働くとなると別。
時間帯が合うママがいると心強いし、子どもたちも一緒に遊んで待っていられるので、お互いに心強いなと感じます。
子どもがひとりぼっちでポツンとお迎えを待つことがないように、預かり保育の利用状況などを確認しておきましょう。
フルタイム勤務のワーママが幼稚園に通わせるメリットまとめ
ワーママが幼稚園を利用するのは大変なことも多いですが、うちの子どもたちはとても楽しそうに過ごしており、幼稚園にしてよかったと思っています。
預けている間、
- 子どもたちにどんな時間を過ごして欲しいか
- 子どもたちにどんな教育を受けさせたいか
- 自分がどんな働きかたをしていきたいか
など、想いは家庭それぞれだと思います。
大変ながらも、子どもにとっては得るものが大きい幼稚園。
これなら頑張れそう!と感じたママは、預け先の候補に入れてみてくださいね。
こんな記事もおすすめ