私は4歳と2歳の子どもを保育園に預けて働くワーキングマザー。
上の子は1歳の誕生日直後から、下の子は7ヶ月の時から預け始め、今年でワーママ4年生です。
働きながら子育てをするのは大変だろうなぁ…と、復帰前から思ってはいたものの、実際にやってみるとしんどさは想像の遥かに上。
ワーママ辛い。毎日しんどい。疲れた。仕事辞めたい…
この4年間、数えきれないほど悩みました。
仕事が嫌いなわけでもないし、子供の教育費やプチ贅沢のためにも仕事と育児を両立していきたい…
そうは思っても、現実はうまくいかないことだらけ。
日々のストレスが限界を迎え、イライラして子どもに当たってしまったり、泣いてしまったこともありました。
そんなママ多いんじゃないかな…
それでも少しずつコツを掴めるようになり、辛くなりすぎない両立方法を習得。
4年目となった今では、肩の力を抜いて過ごせるようになったと感じています。
そこでこの記事では、夫婦だけで共働きを乗り越えてきた私の体験談をもとに、ワーママが辛いと感じる7つの理由と対処法をまとめました。
今、両立がうまくいかずに悩んでいる方に読んでほしいです。
ワーママが辛いと感じる7つの理由
仕事、育児、家事と、常にたくさんのタスクを抱えるワーママの生活。
辛いと感じるのも無理はないのですが、特に私が辛いと感じる7つの理由を紹介します。
- 自分の時間が全くない
- 子どもに対してイライラしている自分が嫌い
- 独身時代と仕事量が変わらない
- 周りの目が気になる
- 子どもが熱を出した時に休むのが辛い
- 他のワーママと比較して、自分がダメな母親に思える
- 頑張っても褒められるのはいつも夫
自分の時間が全くない
育休から復帰してから、私の生活は分単位でノルマに追われるようになりました。
朝起きてからは、
- 自分の身支度
- 朝食準備
- 食事の介助
- 子どもの身支度
- 連絡ノートの記入
など、猛ダッシュで済ませて保育園に送り届ける。
昼は休憩が短く、ご飯を高速で口に頬張って仕事。
終業後はまたダッシュで着替えて保育園に滑り込む…
帰宅後すぐに夕飯とお風呂の準備。ご飯を食べさせたら、お風呂に入って歯を磨いて、まだ遊びたいとテンション高めの子どもたちを寝かしつけ。
やりたいことがある日に限ってなかなか寝なかったり、夜泣きしたりするんだよね…
寝落ちをなんとかこらえて、残った家事や仕事をやりきり、日付が変わる頃にようやく一息…というか寝落ち。
考えただけで疲れてくるほど、一息つく暇すらない毎日にストレスがたまらないわけはないのです。
子どもに対してイライラしている自分が嫌い
毎日大量のタスクを抱えている精神的なストレスと、子どもたちのグズグズが重なってイライラが抑えられないことが増えました。
- 朝、全然起きない
- (朝)保育園に行きたくない→(夕)帰りたくない
- 家を出るタイミングでトイレ(失敗)
- ご飯を食べない、ひっくり返す
- 歯磨きをしない、させない
- 寝る時間になってもまだ遊びたいと泣き叫ぶ
など日常的なものからトラブルまで、余裕のない私には受け止めてあげられないものばかり。
喋れるようになるまではどうしてぐずってるかもわからないし、怒っても仕方ないのにイライラが止まらなかったな…
私のイライラが子どもに伝わり、子供は余計グズグズになる悪循環…
どうにもならないことへの腹立たしさと自己嫌悪で、心が壊れそうになっていました。
独身時代と仕事量が変わらない
私は時短勤務を希望しましたが、当時の上司が全く理解のない人で要求が受け入れられず、フルタイムで復帰することになりました。
それも月数回の夜勤や休日出勤まで…
部署移動で最も拘束時間と仕事量の多い部署への配属となり、育児をしながら毎日8時前から18時近くまで働いています。
保育園には、毎日開園と同時に送って行きます。
いつも一番乗りだから、なかなか離れてくれなくて大変…
独身時代にはこなせていた仕事量ですが、子ども2人を育てながら同じ仕事量をこなすのは至難の技。
仕事と育児の「両立」の難しさを実感しました。
周りの目が気になる
時短勤務を受け入れてもらえませんでしたが、その分評価はしっかりあげてもらえたりと、明らかなパワハラやマタハラは受けてこなかった私。
でも、本当はみんな
- ワーママだからって仕事押し付けてこないでよ
- 一人前に働けないなら辞めればいいのに
- こんなこともできないのか
とか思っているんじゃないかなと、不安でたまりませんでした。
周りの評価や反応が気になって、本音が言えない、辛いと言えない、相談ができない…
職場に行くことさえ不安や恐怖を感じることもありました。
子どもが熱を出したときに休むのが辛い
私が一番苦手なのが、急な休みの連絡です。
我が家は実家も義実家も比較的近くに住んでいますが、訳あって一切の援助を受けることができません。
なので、4年間すべて夫婦二人で乗り切ってきました。
子どもが辛い時にそばにいてあげたい母親としても気持ちと、急に仕事を休んで評価が下がるのが怖い気持ちが重なって、どっちを選んでもモヤモヤ…
夫とも「今回はどちらが休むのか」と何度も喧嘩をしてきました。
他のワーママと比較して、自分がダメな母親に思える
世の中のワーママたちは、いつもニコニコして、きれいにしていて、育児と仕事をスマートにこなしているように見えます。
みんなは両立できているのに、自分だけが辛いと言っていいのだろうか?
私よりも大変そうなあの人が言わないのに、私が言うのはおかしいのではないか?
考えれば考えるほど追い詰められて、自分がとてもダメな母親に思えてしまっていました。
自分だけができてないんじゃないかって、必要以上に自分を責めてしまう…
頑張っても褒められるのはいつも夫
夫婦二人の子どもで、どちらも仕事をしていて平等のはずが、褒められるのはいつも夫。
- 夜勤やれるなんて、旦那さん1人で子ども見てられるのすごいね
- 家事してくれる旦那さん羨ましい
- 週末子どもと遊んでくれる旦那さんなんて最高
そんなことを言われるたび、私の自己肯定感はどんどん下がっていきます。
私がどんなに頑張っていても、
- 両方やって当然
- 好きで復帰したんでしょ
- そんなに辛いなら産まなきゃよかったのに
などマイナスなことを思われているのではいかと考えてしまい、自分で自分を追い詰めてしまいます。
ワーママが辛いと感じる時の対処法
辛い辛いと思っていても、何かを変えなければずっとこのまま…
そう気付いてから、少しでも前に進める工夫を1つずつ取り入れていくことに。
「辛い」と感じることをやらなくてもいいように仕組みを変えることで、日々のストレスはどんどん軽減していきました。
中でも特に効果があった対処法を10個紹介します。
- 弱音を吐く
- 周りに頼る
- 便利家電を導入する
- 買い物をネットスーパーや宅配サービスに切り替える
- 家事代行をフル活用
- テレビやDVD、ゲームに頼る
- 夫婦でToDoリストを共有する
- 1人の時間を確保する
- 会社はズル休みしてもいい
- 夫に褒めさせて自己肯定感を高める
弱音を吐く
できない、辛いと思ったら弱音を吐いてOK。
そう考えたことで、気持ちはかなり軽くなりました。
できないこと、弱音を吐くことはカッコ悪いと思ってしまいますが、他人の評価を気にして自分の幸福度を下げてしまっては意味がないのです。
できないとき、辛い時に助けを求めることができるようになったことで、時間と心に余裕ができて、逆に「できる」ことも増えてきました。
私が気持ちを切り替えられたのは、「嫌われる勇気」という本のおかげ。
「もっと自分に優しくしてあげよう」と思える良書です。
周りに頼る
仕事、家事、育児とマルチタスクにこなすワーママは、キャパオーバーになってしまいがち。
うまく周りに頼ることで、自分の抱えるタスクが減らせるだけでなく、コミュニケーションも円滑になります。
もちろん仕事だけでなく、家の中でも夫に家事を任せたり、上の子にお手伝いをしてもらうなども大切。
「自分でやったほうが早い」と思うこともありますが、他人の時間を上手に使うことが、ワーママの辛さを軽減する秘訣です。
便利家電を導入する
我が家ではボーナスが出るたびに便利家電を導入し、家事の効率化に力を入れています。
中でも私が三種の神器にしているのが、
- 乾燥機能付きドラム式洗濯機
- ホットクック
- ルンバ
です。
ホットクックは、朝材料をセットしていけば帰宅する頃に合わせて出来立てを用意してくれます。
導入前は煮物や煮込み料理は作る時間がありませんでしたが、ホットクックなら簡単に作ることができます。
ドラム式洗濯機は、洗濯にかかる時間をダイレクトに時短できるので、洗濯ストレスがほぼゼロに。
- 天井が高くて、物干しに届かない
- 腰痛でとる→干すのループが苦痛
- 洗濯物を干し終わるまで寝られない
いうストレスもなくなり、買ってよかったNo.1便利家電です。
買い物をネットスーパーや宅配サービスに切り替える
子どもたちを連れてスーパーに買い物にいくのは重労働。
グズられる前にさっさと終わらせたい気持ちが強く、買い忘れや余計なものを買うことが多かったので、ネットスーパーに切り替えました。
- 買い物時間が時短になる
- 空腹時に買い物をしなくて済むので、余計なものを買いにくい
- 献立や買い物リストを固定化できる=悩みが減る
ネットスーパーは、
- 楽天西友ネットスーパー
- Oisix
- ヨシケイ
- Amazon
など、商品によっていくつか使い分けて利用しています。
ミールキットは献立をを考えたり、下ごしらえもしなくていいから、私みたいな料理が苦手ママにはとっても重宝します!
家事代行をフル活用
共働きで育児もするとなると、夫婦だけの時間では家を満足がいく状態で維持するのは難しいのが現実です。
掃除やお片付けをしたくても、1日を無事に終わらせることに精一杯で、細かな掃除までは手が回らない…
汚れが目につくと「両立できてない」って責められている気がして、ストレスがたまっちゃう…
そんな時は、家事代行サービスを活用して家中ピカピカにしてもらうのがおすすめ。
3時間くらいで、びっくりするくらい細かなところまできれいにピッカピカ!
1万円いかないくらいの金額で、
- 水回りをピカピカにしてくれる
- 整理整頓をしてくれる
- 1週間分の作り置きを作ってくれる
など高いクオリティで仕上げてくれるので、まさに時間をお金で買うといった感じ。
1〜2ヶ月に1回くらいの頻度で、家の状態を立て直すのに使うと心に余裕が持てるようになります。
ワーママにとって家事代行は、もはや必要経費です。
\ 業界最安値1,500円から /
\ 病児保育にも対応してくれる /
テレビやDVD、ゲームに頼る
上の子が小さい頃は、なるべくテレビやDVDに頼らずに育児をしたい!と、テレビそのものを撤去することすら考えていました。
Youtubeを見せるなんて…と思っていたけど、今では条件付きで解禁しています。
テレビやDVDを解禁したことで、保育園から帰宅してから夕飯ができるまでの時間がとても楽になりました。
お気に入りの仮面ライダーやおしり探偵を見る以外にも、こどもちゃれんじや英語教材のDVDでお勉強してたりもします。
ふたりでソファーに並んで、真剣にDVD見てる姿が可愛くって好き♡
\ 0〜1歳はファミリアのバスタオルが無料 /
夫婦でToDoリストを共有する
手が空いた時間を有効に活用するため、Googleカレンダーを活用して夫婦でToDoリストを共有するようにしました。
言った、言わない、聞いてないで揉めることがとても減ったのでおすすめです。
毎日バタバタで、会話での情報共有が難しいと感じていましたが、
- 自分がやる予定のこと
- 相手にお願いしたいこと
- 保育園関係の情報共有
などをスマホで入力しておけば良くなり、忘れてた!と慌てることも減りました。
1人の時間を確保する
我が家は夫婦共に土日にも当番があるため、週末は仕事orワンオペが基本です。
土日の息抜きが難しい分、寝かしつけを交代で行ったり、朝早起きをするなどして早朝深夜に1人の時間を確保しています。
睡眠時間は短くなりますが、やりたいことをする時間が確保できるのでリフレッシュできるようになりました。
会社はズル休みしてもいい
辛くてもう限界!となったとき、体が動かずに「体調不良」と嘘をついて仕事をズル休みしたことがありました。
急なお休みだったので同僚たちに迷惑をかけてしまいましたが、それからしばらくは子どもたちにとても優しくできるようになりました。
張り詰めていた気持ちが軽くなったことで、時間も効率的に使えるようになり、休養の大切さを実感。
それからは月に1度はリフレッシュ目的で有給を申請するようにしました。
子どもの行事や体調不良でも休んでるのに、自分のために休むなんて無責任かな…
そんなふうに思っていましたが、結果的に仕事に集中できるようになりました。
夫に褒めさせて自己肯定感を高める
夫ばかりが褒められることで、私の自己肯定感は下がる一方。
定期的に「私を褒めて!」と夫に言って、満足するまでベタ褒めしてもらっています(笑)
言われている時はわざとらしい、嘘くさいと否定的な気持ちも出てきますが、翌日心が軽くなる気がするんですよね…
言われ慣れてくると、嘘くさくても前向きに受け取れるようになってきます。
気持ちが前向きに、明るくなれるので是非やってみてほしいです!
自然に夫婦の会話にもつながるので、コミュニケーションとしてもおすすめの方法です。
いざという時には、仕事を辞めたっていい
ワーママとして仕事と育児を両立するのが難しいと感じたら、仕事を辞めるというのも1つの選択肢です。
長期で休業してもいいし、転職してもいいし、しばらく専業主婦になってもいいんです。
「辞めたっていいんだよ」と自分を許してあげるだけでも、心がとっても軽くなります。
いざ仕事を辞めようとすると、
- 再就職ができないのではないか?
- 生活できなくなるのではないか?
- 保育園を退園になるのではないか?
- 今の職場の方が条件が良いのではないか?
など、思うことはいろいろあると思います。
でもワーママが働く理由って、「自分と家族の幸せのため」ではありませんか?
働くことでママが笑えなくなったら本末転倒、意味がなくなってしまいます。
「心と身体が健康でさえあればいつでも再出発できる」ということを覚えておいてください。
ワーママが辛いと感じる7つの理由と対処法まとめ
毎日たくさんのタスクと責任に追われるワーママの生活。
1日を終わらせることに必死で、一息つく暇もなくあっという間に時間が過ぎ去っていきますよね。
共働きでの育児を乗り切るためには、夫婦の時間だけではやりきれないことも多いはず。
便利家電や家事代行などを存分に活用して、明日がちょっと楽になる仕組みを作ることが大切です。
- 自分の時間が全くない
- 子どもに対してイライラしている自分が嫌い
- 独身時代と仕事量が変わらない
- 周りの目が気になる
- 子どもが熱を出した時に休むのが辛い
- 他のワーママと比較して、自分がダメな母親に思える
- 頑張っても褒められるのはいつも夫
- 弱音を吐く
- 周りに頼る
- 便利家電を導入する
- 買い物をネットスーパーや宅配サービスに切り替える
- 家事代行をフル活用
- テレビやDVD、ゲームに頼る
- 夫婦でToDoリストを共有する
- 1人の時間を確保する
- 会社はズル休みしてもいい
- 夫に褒めさせて自己肯定感を高める
手を抜いたっていいし、仕事をさぼったっていいし、弱音を吐いたっていいんです。
自分のことを「ダメなママ」だと思っているのは、自分だけです。
もっと自分を好きになって、できない部分も許してあげてくださいね。
家族が元気に笑って過ごせること
それさえできていたら、ママとして100点!
子育てだけでなく仕事もこなす
そこまでできたら200点のスーパーママ!
自分を褒めてあげることは、甘やかしでもなければ贅沢でもありません。
たくさん褒めて、たくさん笑って、それでも無理だと思ったらいつでも辞めてOK。
もっともっと、自分の頑張りを認めてあげてもいいと思います!
お互い無理をせず、肩の力を抜いて元気に過ごしていきましょう。
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