2015年〜2017年、私の産休・育休で世帯年収500万となった我が家。
元々私はかなりの浪費家で、節約やお金のことを考えるのが苦手。
育休で年収が大幅に減り、お金のやりくりができず貯金を切り崩す月も増えました。
どうせ育休が明けたら収入戻るんだし、仕事に復帰してから貯めればいいかな…
そんなふうに思っていた時期もありましたが、貯金は増えるばかりか減る一方。
保育園が決まらなければ貯金がもたない可能性も出るほどでした。
さすがにこれはまずい!と一念発起。
情報を集めまくって自分にもできそうな節約法を取り入れた結果、世帯年収500万円で年100万円貯金できるまでになりました。
育休が明けてからも生活費は変わらずそのままで、再現性も高い方法です。
そこでこの記事では、我が家が世帯年収500万円で年100万円を貯金できた10のコツをまとめました。
浪費家の私でもできた頑張らない節約法ばかりなので、ぜひ参考にしてみてください。
年収500万円で年100万円貯めるためには
年収は基本的に支給総額を表すので、そこから税金や社会保険料などが引かれた額が手取り額となります。
「年収500万円」といっても、500万円使えるわけではありません。
そこでまずは、年収500万円で使える額と、年100万円貯めるための毎月の貯金額を確認しましょう。
年収500万円の手取り額
年収を表す際には、一般的に支給額(税込額)で示されます。
年収500万の場合、手取り年収は額面の約8割りで約400万円です。
- ボーナスなし:毎月約33.3万円
- ボーナスあり:毎月約26.7万円
年100万円貯めるための毎月の貯金額
単純計算で100万円を12ヶ月で割ると、毎月約8.3万円を貯金する必要があります。
月々の貯金額 | ボーナスの貯金額 |
83,333円 | 0円 |
66,666円 | 200,000円 |
50,000円 | 400,000円 |
33,333円 | 600,000円 |
16,666円 | 800,000円 |
1年間で100万円貯めたい場合、ボーナスから40万円貯金すると毎月5万円。
ボーナスから80万円貯金すると、毎月1.7万円の貯金で達成可能な金額です。
世帯年収500万円で年100万円貯金する10のコツ
年100万円以上の貯金は、毎日コツコツ節約しただけでは難しい金額。
しかし節約方法やポイントをしっかり押さえれば、生活レベルを落とすことなく貯金できる金額でもあります。
年100万円貯金できれば、かなり安心して子育てができるようになりますよ。
- 貯金計画をしっかり立てる
- 先取り貯金でお金が貯まる仕組みを作る
- 光熱費など、固定費を見直す
- スマホを格安SIMに乗り換える
- 生命保険、医療保険を見直す
- 特別費は別途貯めて、臨時出費に備える
- 住宅ローン以外、ローンは絶対に組まない
- 節税をきちんとする
- 貯金額が一定額に達したら、資産運用を取り入れる
- 食費・日用品を節約できる仕組みを作る
1.貯金計画をしっかり立てる
毎月いくら貯金できるのかを知るために、まずは3つのステップで1年間の貯金予算を作成してみましょう。
貯金計画を立てるためには、まずは現在の収支をきちんと把握する必要があります。
家計簿をつけたことがないという方は、
- クレジットカードの利用明細
- 通帳の履歴
- 現在の預金残高
などを元にすると簡単に把握できます。
それでも良くわからない!という場合は、まずは1ヶ月分の家計簿をつけてみて、収支を確認するところから始めてみましょう。
すごく面倒だけど「現状を知る」ことはとっても大切です。
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家計の黄金比率というのをご存知ですか?
家計の見直し・予算立てにはファイナンシャルプランナー(FP)の横山光昭さんが提唱する「家計の黄金比率」を参考にするのがおすすめ。
この家計の黄金比率は手取り20万円台を想定したものなので、世帯年収500万円の家庭が参考にするのにぴったりです。
これから家計の見直しを始める方には、ぜひ一度読んでほしい1冊です。
貯金計画を立てる時には、確実に実行できるプランを立てることがとても重要です。
- カツカツのプランを立ててガッチリ節約をしたい人
- 大きな目標の方が燃える人
- 目標が遠いと途中で挫折してしまう人
いろんなタイプの人がいますよね。
貯金額は最初から100万円にこだわらなくてもいいので、今より増やすことを目標にするところから始めてももちろんOKです。
2.先取り貯金でお金が貯まる仕組みを作る
収支が把握できて貯金計画ができあがったら、先取り貯金でお金が貯まる仕組みを作ります。
- 給料の振込口座
- 支払い用口座
- 貯金用口座
口座を使い分けるだけではなく、自動で貯まる仕組みを作ることが成功のカギ。
家計簿をもとに金額を決め、先取り貯金で確実に貯金していきましょう。
- イオン銀行
- 住信SBIネット銀行
- GMOあおぞらネット銀行
自動入金サービスやつかいわけ口座など、ネットバンクのいろいろなサービスを活用するとさらに貯金力がアップしますよ。
「GMOあおぞらネット銀行」はあまり知られていないけど、家計管理にぴったりなサービスがたくさんあります。
普通預金金利も高いので、かけいかんりにとてもおすすめです。
3.光熱費など、固定費を見直す
貯金したい!と思った時、真っ先に見直すべきポイントは光熱費などの固定費。
光熱費の節約は、契約会社を乗り換えるのが最も効果的です。
乗り換えキャンペーンもたくさん行われているので、キャンペーンも積極的に活用しましょう!
光熱費の節約の中でも必ず行いたいのが、電気の見直しです。
すっかり定着した「電力自由化」により、電力会社の数はたくさんあります。
どこを選べばいいの?という方は無料の比較サイトで、まずは候補を絞るのがおすすめです。
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戸建ての方なら、ガス会社も簡単に変更することができます。
プロパンガスだから、冬場のガス代が高くて大変…
そう思いながらも、そのまま使い続けていると損をしています。
ガス代も電気と同じように、無料の比較サイトを使えば簡単に節約できるので、一度は絶対に見直しをしておきましょう。
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インターネット回線は常に乗り換えキャンペーンが行われているため、キャンペーンを活用することで簡単に節約できます。
我が家は公式サイトのキャッシュバックキャンペーンを利用して、NURO光に乗り換えで45,000円をGET!
NURO光は、
- 月額料金が安い
- 通信速度が早い
- 工事費40,000円が実質無料
- ルーター無料貸し出し
- 45,000円のキャッシュバックあり
などメリットがたくさんあるので、対象エリアに住んでいる方は検討してみましょう。
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4.スマホを格安SIMに乗り換える
スマホは大手キャリアから格安SIMに変えただけで、大幅に節約ができる項目です。
我が家の場合、夫婦のスマホ2台+タブレット1台の利用で月々5,000円程度。
大手キャリアの頃はスマホ1台で7〜8,000円ほどかかっていたため、スマホ代だけでも年間12万円以上の節約に成功しています。
キャリア変更は手続きが面倒ですが、毎日の食費を頑張って節約するよりもずっとずっと効率的。
重い腰を上げて1度乗り換えればあとはずっと節約の効果が続くので、積極的に見直していきましょう。
5.生命保険・医療保険を見直す
どうしても貯金が苦手な人は、貯蓄型の保険に加入するのも方法です。
- 強制的に貯金ができる
- 解約が面倒なので、使ってしまうリスクが下がる
- 税控除が受けられる
- 必要な時におろせるとは限らない
- 元本割れの可能性がある
- 自分に合った保険を選ぶのが難しい
掛け捨ての保険は保険料が安くて魅力的ですが、「節約」という観点ではおすすめできない場合も。
いざという時の保障で今の生活を圧迫しないためにも、保険のかけすぎや保証の重複を専門家にチェックしてもらうのがおすすめ。
保険の無料相談を利用すると、今後のライフプランも一緒に考えてもらえるので、今後の貯金計画の参考にもなります。
ライフプランとは、家族構成や年齢、収支などをもとに、
- いつどれくらいのお金が必要か
- 現在の生活レベルで、いつどれくらいの貯金があるか
など、人生のお金に関する課題や問題点を洗い出して将来設計を立てること。
分かりやすく表にまとめたものをライプフラン表といい、人生の設計図のようなもの。
下記サイトなら無料で何度でもシミュレーションを行うことができます。
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自分で作るのは難しいという方は、保険の無料診断を活用するのがベストです。
ライフプランにあった保険を紹介してもらえるので、保険選びの不安が解決します。
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6.特別費は別途貯めて、臨時出費に備える
冠婚葬祭やイベント支出など、額が大きい臨時出費は「特別費」として家計とは別に積み立てておくのが賢い家計管理の基本。
私は新札で手元に置いておくことで、いざという時に備えています。
新札で用意しておくと、ふとした時に使いにくく感じるので一石二鳥です。
7.住宅ローン以外、ローンは絶対に組まない!
ローンを組むというのは、収入に見合わない高額な出費をしているということ。
先のことを考えるのであれば、今用意できるお金の中から購入できるものを選ぶべきです。
- 病気や怪我で働けなくなる
- 給料やボーナスがカットされる
- 妊娠や出産で収入が減る
といったことは、誰にでも起こりうること。
すでにローンを組んでいる場合、繰上げ返済や借り換えをすることで月々のローン返済額を抑えられる場合があります。
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8.節税をきちんとする
「節税=お金持ち」のイメージがありますが、私たち庶民にこそとても大切。
知らなきゃ損することがたくさんあるので、税金のお勉強は面倒でももっと早くからきちんとやっておくべきでした。
- 住宅ローン控除
- ふるさと納税
- 医療費控除
- iDeCo
住宅ローン控除は住宅ローンを組んでいる方が対象で、最長10年間の節税が可能です。
住宅ローン控除が終わった方や賃貸の方は、
- ふるさと納税
- 医療費控除
で節税するのが効果的。
ふるさと納税をするなら、楽天スーパーセールを活用するとポイントがたくさん貯められるのでお得です!
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医療費の支払いが多いという方は、医療費控除の申請も忘れずにするようにしましょう。
市販薬を購入する機会が多い方は、セルフメディケーション税制についても知っておくと良いですね。(レシートが必須です)
税金に関しては知らないことがいっぱいあると思うので、本を読むのが1番。
この本は絶対読んでおくべきな本はコレ!
すごくわかりやすいので、税金について詳しく知りたい方はチェックしてみてください。
9.貯金が一定額に達したら、資産運用を取り入れる
我が家では、貯金が増え始めた2016年頃から、資産運用も積極的に取り入れてきました。
- つみたてNISAでの投資信託の積立
- 株主優待株の購入
- ポイント投資
貯金用の資産運用では、「増やすこと」よりも「守ること」に重点を置いて、低リスクな投資法を選ぶのがポイントです。
つみたてNISAは1人あたり年間40万円まで利用できて、利益が非課税となるお得な制度。
積立の設定をしておくと自動的に買付が行われるので、先取り貯金の仕組みとしても魅力的です。
つみたてNISAを利用するなら、楽天カード+楽天証券で行うのがベスト。
むしろ、これ以外の選択肢はないと言っても良いほど。
この組み合わせなら、積立金額1%分の楽天スーパーポイントが貯まるので、積立の瞬間から1%の利益が出るのと同じ。
楽天カードの申し込みや楽天証券の口座開設は、ポイントサイト「ハピタス」を経由するのがお得ですよ。
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10.食費・日用品を節約できる仕組みを作る
今でこそ毎月約5万円で生活できている我が家ですが、結婚当初は食費だけでも10万円以上かかっていました。
特に贅沢もしていないのに、月の支出が40万円を超えたのは黒歴史…(もちろん大赤字)
そんな私が実践した、工夫次第で今日からでも始められる食費などの変動費を節約できる仕組みがこちらです。
- 1つのお店を使い倒す
- 食材ロスを出さない
- 宅配サービスを活用する
1つのお店を使い倒すと、
- 今の値段が高いか、安いかを把握しやすい
- お得なタイミングを見つけやすい
- セールのタイミングなどを覚えられる
- ポイントが貯まりやすい
などのメリットがあります。
お得な曜日・時間帯に合わせて買い物に行くと、節約効果がアップするのでおすすめです。
食材ロスは節約の天敵なので、
- 買い物に行ったら早めに冷凍をしておく
- まとめ買いは食べきれる量より、少し足りないくらいにしておく
- 定期的に冷蔵庫の中を空っぽにする
など、食材ロスを出さない工夫が大切です。
食材ロスが多くて悩んでいる方は、月に1〜2回程度を目安に冷蔵庫を空っぽにする「冷蔵庫空っぽデー」を作ると効果的。
買っても食べないものがわかるので、次回の買い物に活かせます。
買い物に行くとついつい余計なものを買ってしまうという方は、食材の宅配サービスを利用するのがおすすめ。
価格自体は必ずしも安いわけではありませんが、
- 買い物の頻度を減らせる
- 衝動買いが予防できる
などの節約効果が期待できます。
私はスーパーで商品を見ているうちに、ついついあれもこれもカゴに入れて買いすぎてしまうタイプ。
どれくらいの食材を買えばいいかの目安がわかるという点でも、一時期かなりお世話になりました。
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見落としがちな節約ポイント
効果が大きい節約ポイント以外にも、見落としがちな項目をまとめました。
- 家賃は適正か?
- マイカーは必要か?
- もっと安い自動車保険はないか?
- 有料会員、年会費などの見直し
- 子どもの塾や習い事
- ジムやエステなどの利用料金
- 新聞や雑誌の定期購読
- アプリ課金
この中でも、
- 子どもの塾や習い事
- ジムやエステの会費
- クレジットカードや有料動画サービスなどの会費
- 新聞や雑誌の定期購読
などは、本当に今必要としているかを見直すことで固定費を削減することができるかも。
私は初年度無料で申し込んで、そのまま忘れていたのがありました。
もったいないので、定期的に解約忘れがないかどうか明細をしっかりと確認するようにしましょう。
節約したお金を確実に貯金するテクニック
貯金力を最大限発揮するには、
- 先取り貯金
- 余ったら貯金
- ボーナス貯金
を上手に併用するのが効果的です。
「先取り貯金」で貯める
先取り貯金で貯めるには、事前にある程度の収支を把握しておく必要があります。
先取り貯金でそのお金を「なかったこと」にしてしまうことで、自然と節約モードになるのがメリット。
日々の支払いに紛れるように、
- つみたてNISA
- 貯蓄型保険
- 積立式定期預金
など、少額ずつ色々な方法を併用するとリスク回避にもつながります。
「余ったら貯金」で貯める方法
余ったら貯金は、変動費の節約で浮いたお金を貯金に回します。
節約を楽しみたい、達成感を味わいたい人におすすめです。
余ったお金は節約を頑張ったご褒美に使って、モチベーションアップにつなげるのもいいと思います。
「ボーナス貯金」で貯める方法
ボーナス貯金はその名の通り、ボーナスの一部を貯金に回す方法です。
まずはボーナスの半分を確実に貯金できるようにしていきましょう。
大きな買い物では「ボーナス払い」を選択したくなりますが、貯金したいならボーナス払いは控えるべき。
ボーナスをしっかり貯金できるようにしておくことは、年100万円以上を目指す上では必須です。
世帯年収500万円で年100万円貯金する10のコツまとめ
世帯年収500万円で年100万円の貯金するためには、今までの収支をしっかり見直しするのが近道です。
- 貯金計画をしっかり立てる
- 先取り貯金でお金が貯まる仕組みを作る
- 光熱費など、固定費を見直す
- スマホを格安SIMに乗り換える
- 生命保険、医療保険を見直す
- 特別費は別途貯めて、臨時出費に備える
- 住宅ローン以外、ローンは絶対に組まない
- 節税をきちんとする
- 貯金額が一定額に達したら、資産運用を取り入れる
- 食費・日用品を節約できる仕組みを作る
- 家賃は適正か?
- マイカーは必要か?
- もっと安い自動車保険はないか?
- 有料会員、年会費などの見直し
- 子どもの塾や習い事
- ジムやエステなどの利用料金
- 新聞や雑誌の定期購読
- アプリ課金
一度の見直しで節約効果がずっと続く、
- 光熱費
- スマホ代
- インターネット回線
- 生命保険や医療保険
などは、早いタイミングで必ず見直しておくべき項目です。
「貯め方」のコツがつかめれば、頑張らなくても貯金は絶対にできるようになります。
早速、まずは1つでもいいので取り組んでみてくださいね。
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